小学生が世界的発見をしてしまう！？

　皆さん『自由研究』ってやってましたか？

　僕は、現在は高校生ですが小学生・中学生の夏休みに必ず課題の一つに『自由研究』というのが入っていました。この記事を読んでいる方の中には、自由研究に懐かしさを覚える方もいるかもしれません。

　そんな中、とあるニュースが入りました。

ニュースの概要

　今年5月21日、東京・上野にある国立科学博物館で、絶滅したとされるニホンオオカミの剥製標本が特別展「大哺乳類展3」で公開されました。この標本は、世界で6体目の発見であり、長年科博の自然史標本棟に保管されていましたが、東京都内に住む当時小学4年生の小森日菜子さんによって発見されました。日菜子さんはその剥製標本が「ニホンオオカミではないか」と直感し、研究者の協力を得て調査を行い、自由研究としてまとめました。その後、16ページにわたる論文を2人の研究者と共同執筆し、専門家の査読を経て今年2月に研究論文集に掲載されました。(Yahoo!ニュースより引用)

そもそもニホンオオカミとは

　皆さんは『ニホンオオカミ』をご存じですか？　

　もしかしたら「名前だけは聞いたことあるけどよく知らない」という方がほとんどなのではないのでしょうか？

　そこで、ニホンオオカミについても少し調べてきました。

　ニホンオオカミ（日本狼）は、かつて日本列島に生息していた狼の一種で一般的に絶滅したと考えられており、絶滅時期は20世紀初頭（1905年）とされています。ニホンオオカミは、世界中の狼の中でも最も小型で、日本固有の亜種とされています。

ニホンオオカミの特徴

　ニホンオオカミの特徴は次の通りになっています。

• ニホンオオカミは他の狼に比べて小柄で、肩高は約50cm、体重は10〜20kg程度である。
• 体毛は灰色から茶色、または黒色が混ざった色合いで、耳は立っており、尾は比較的短いのが特徴です。体形はややずんぐりしており、他の狼に比べて脚が短いとされている。
• 森林地帯を主な生息地としており、小型の哺乳類や鳥類、魚などを主食としていた。群れを作る習性はあまりなく、単独行動が多かったとされている。

発見に至った経緯

　小森さんは小学4年生の時につくば市の資料館にて、そこにあったオオカミの標本が直感的にニホンオオカミではないかと感じました。彼女のその思いは、国立科学博物館の川田伸一郎さんに伝わり、最初は否定的だった川田さんも日菜子さんの熱意に感化され、M831の詳細な調査をサポートすることにしました。

　M831に関連する明治時代の哺乳類標本台帳も調査され、台帳にはM831が「やまいぬ」として記載されていましたが、廃棄を示すスタンプが押されているなどの謎が残りました。しかし、日菜子さんは「M831はニホンオオカミの剥製だ」と結論づけ、自由研究としてまとめ、その作品は2021年の「図書館を使った調べる学習コンクール」で文部科学大臣賞を受賞しました。

　さらに、川田さんと公益財団法人山階鳥類研究所の小林さやかさんの協力を得て、日菜子さんは本格的な論文執筆に取り組み始めました。小林さんは日菜子さんの自由研究レポートを読んで驚き、その内容は大学生のレポートにも匹敵するものでした。2022年には、3人で協力してM831の正体を科学的に検証し、M831が1888年に上野動物園に来園した岩手県産のニホンオオカミであることを確認しました。この研究の進行中、日菜子さんは中学入試の勉強も並行して行い、研究活動が「良い息抜きになった」と振り返っています。

世界的発見をした小学生

　このニュースを読んで「ほかにも世界的発見をした子供はいないのかな」と思って調べてきました。

　すると梶田光さんという方がヒットしました。この方は、なんと2019年に当時13歳で数学の定理を7つ見つけたんです。

　梶田さんは、2歳で九九を暗記し5歳で二次方程式の解法を理解したそうです。そして、小学校に入学する頃には義務教育の算数・数学から学ぶことは何もないという状態になりました。

　そこで梶田さんが小学1年生の頃、お母さんにガチの数学書（400ページ以上の洋書）を買い与えてもらいました。英語ばかりで読むのに苦労したそうですが、3年かけて読破しました。

　それから、梶田さんは小学4年生の時に論文まで書いたそうです。

　また、時は経ち梶田さんは13歳になると今度は新定理を7つも見つけました。

感想

　小学生で様々な発見をしてしまうなんて、とても凄いです。なにも言葉が出ないほど驚いています。

　僕は、小学生の時は遊んでばっかだったので勉強そっちのけでした。